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『任侠外伝 玄海灘』(1976) [映画・DVD系]

ATG作品、未DVD化。唐十郎監督。

特殊漫画家・根本敬のモチーフというか座右の銘というか、「小僧、糸のないギターを弾いてくれ」のセリフの元ネタはこの映画

道端で倒れ込み、蛇口から吹き出る水を飲む若い男(根津甚八)がいた。売血してふらふらの彼を拾ったのは一匹狼のヤクザ、近藤(安藤昇)で、男は彼の舎弟分となる。

朝鮮戦争のさなか、死体洗いのバイトをしていた医学生の沢木(宍戸錠)と近藤は、同じ仕事がもっと儲かると誘われ、韓国に渡る。死んだ兵の認識票を配るため釜山のある農家にやってきた二人は、止めに入った韓国人の男(小松方正)も足蹴にして、女に暴行してしまう。
その後、沢木は沢木組の親分、近藤は沢木と兄弟分ながら一匹狼のヤクザとなり、韓国から女たちを密入国させて売り飛ばす商売に手を染めていた。その女たちにまぎれこんだ、一人の美しい女と、近藤、若い男の三人の関係はいかに。そして、近藤と沢木の関係はいかに。

俳優陣の演技が光る。根津甚八は、便所の床にはいつくばって流れる小便を飲んだり、ヘドロだらけのドブ川に顔をうづめたりなど体を張った演技で惹きつける。そして、小松方正の怪演が素晴らしい。七色の苦悶の表情を浮かべる・砂を噛みしめる・半ケツを出すw
国鉄の局長役の常田富士男のナヨナヨした感じ、刑務所の刑務官役の丹古母鬼馬二もイイ。

主題曲の「サーランヘー、トーンマッコーリー」(うろ覚えです)というメロディーが切ないが、耳に残る。安藤昇の挿入歌「黒犬」はセリフに味があって、シブイ曲だ。ぜひ一聴をおすすめしたい。


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