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『首』(1968) [映画・DVD系]

戦時中のいわゆる「首なし事件」解明に尽力した正木ひろし弁護士を小林桂樹が熱演。

炭坑夫が「脳溢血」で死んだことの調査を頼まれた正木。しかし検察の非協力的な態度、炭坑夫関係者の証言を精査していくうちに、警察官による暴行と隠蔽という疑いが濃厚になる。しかし正木の疑いに気づいた検察は、先乗りして遺体を解剖し、改めて「脳溢血」と認定したのだった。果たして、炭坑夫は脳溢血だったのか、それとも暴行死だったのか。正木は法医学専門の帝大教授の協力を得て、遺体が埋葬された現地へ向かう・・・・

当初、軽い頼まれごととしか認識していなかった正木が、しだいに事件の真相をつきとめようと執念を燃やしていく過程が描かれており、小林桂樹が熱演している。

(余談だが、その正義の人を演じる小林桂樹が一転、アレっぷりを存分に披露している『裸の大将』(1958)も面白い。劇中「こじき」「ルンペン」「きちがい」表現がでてくるのでビデオ・DVD化はされないと思うが。この映画の感想については、http://blog.so-net.ne.jp/warabaa/2007-02-15 参照)

キャストは小林のほか、検事役の神山繁が神経質でエリートのいやらしい感じが出てるし、警察寄りの地元解剖医にふてぶてしいワルそうな雰囲気たっぷりの大滝秀治、地元炭坑関係者役として「長さん」こと下川辰平など。さらに、帝大教授の連中も権威主義的で「いかにも」感満載だし、正木と共に首を切る解剖助手が、顔も態度も変人ぶりを発揮wしていて、映画の息苦しく深刻な展開に息抜きというか、面白みをを与えている。


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コメント 2

南郷力丸

 それで、死因はビール瓶とか金属バットによる外傷性ショック死だったんですか?
by 南郷力丸 (2007-10-09 16:46) 

わらばー@見ッチェル

>南郷さん

再解剖の結果、頭蓋骨外部から出血が認められ、死因は外傷によるものと認定されてました。不機嫌な警察官による「かわいがり」があったんですね。
by わらばー@見ッチェル (2007-10-11 00:44) 

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